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双子についてのレポート

まず、なぜ双子についてのレポート書こうとしたかだが、私が双子だからだ。

私にとっては当然のことが双子ではない他の人にとっては分からないことである。

ひどく苦労したということはそれほどないが、傷つくこともあったのでこちらから発信することで自分や他の双子の人と双子では無い人双方が傷つくことが少なくなればという思いも込めて書いていく。

 

最初に生まれるまでについてだが、双子には種類が二種類存在するのだ。それは一卵性と二卵性である。

そもそも双子というのは正式には双生児というのだ。そして一卵性双生児と二卵性双生児があるのだが、その違いは受精の段階から違っている。二卵性は排卵剤等の影響で二つ同時に受精して二つ同時に着床してできる。逆に一卵性は受精の段階では通常と変わらず一つだけ受精し着床するのだが、受精卵の段階でかなり低い確率で二つに分かれる。このように一卵性と二卵性は人の形になる前に決まっているのである。

 

こうして一卵性も二卵性も二人同時に妊娠し、出産へと至るのだがここでよく質問されることに関連することが出てくる。それは先に生まれた子と後に生まれた子のどちらが上かということだ。双子ということをいうと「どちらが上?」とよく聞かれた。法律では明治初期に先に生まれた方が上と定められていたが、それ以前では後に生まれた方が上とする風習があり、小学生の頃の担任とは軽い齟齬が生まれてしまったのである。そもそも双子について何かきっかけがない限り調べ無いのもおかしくないので、上下があることも知らない人も少なくなかった。

 

次にこれまで生きてきてよく質問されたことを経験則をまじえて書く。まず「行動や言動がシンクロするか」という質問をよくされたが、これに対する答えは「するときもあるが双子が直接的原因ではない」だ。双子なので大抵同じような生活や経験をするので行動や言動が近づくが、それは同じような生活や経験をするからであって双子は間接的原因でしかないと考える。今は大学生となり夜間学生と昼間学生で生活時間帯やバイトなども違う中でそうシンクロすることはなくなった。

よくされた質問で「同じ人を好きになるか」というのもよく訊かれたが、答えは「ならない」である。一目ぼれというの自分たちはしない人なので一目ぼれに関してはわからないが、好きになるというのは交流によって積み重なっていくものであると考える。クラスが違えば環境が違う。ゆえに上記したシンクロするかというのと同じように双子でも異なっていくのだと考える。

 

最後に、自分の考えでしかないが双子は似ているとはいえ別人だ。似ていると言うのも間違えるのも仕方がないが同一視するのは個人の尊厳を損なう行為であると考える。難しいかもしれないが双子をセットではなく個人個人で見てほしいと私は考える。